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Essay on ... anything I can feel

まだまだ続くRoad to Breeder & 徒然思うことあれこれの戯言なり。

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I can't stop my interests.

興味が止まらない。
知りたくてたまらない。
知れば知るほど、もっと興味が湧き、もっともっと知りたくなる。
興味という名の底なし沼にはまってしまったようだ。
I can't stop my interests.

「やりたい事」と「やったほうがbetterな事」
後者にその興味が存在しないわけではないが、微弱すぎて続けるのが苦痛になったりする。

1.運転免許の取得
2.英語のスキルアップと、スペイン語の習得
3.ダイエット or シェイプアップ
4.ソシアルダンス(タンゴ)
5.ボイストレーニング
6.おそうじ力のアップ

上記はすべて後者に属する。
ダメなのだ。
「やりたい」はずなのに、続かなかったり、始められなかったりする。
情けない限りである。

なのに・・・頭で意識してなかったことが、興味の罠にはまって、「やりたい事」のステージに
いきなり上がってくることがある。
自分でもびっくりである。

たとえば、ブリーディング。
たとえば、カメラ。
たとえば、・・・(まだ、公表できません)

何者かにコントロールされているのか?と不思議になるくらいハマる。
ハマってしまうと、「やったほうがbetterな事」にカテゴライズされていた項目は一気に吹っ飛ぶ。
「気」がいかないのである。
「気」がいかないと、何もできなくなる。
「気」を奪われたモノにだけ集中してしまう。
そう、実は「掛け持ち」できない不器用な性格なのだ。

しかたないので、「気」が向くままに、興味のままに進んでおります。
興味が止まらないし、止められない。
それでいいかなと。

前世をみてもらったことがあります。
当時学問として成り立っていなかったものを、学問として認めてもらうべく一生をその研究に
そそいで、認めてもらった後に死んでったヤツだそうで・・・
ハマったときの集中力やこだわりを考えると、当らずとも遠からずって感じでしょうか。

I can't stop my interests.
今後どうなるか・・・



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なぜ、仕事ができる人は残業をしないのか?

   ■ なぜ、仕事ができる人は残業をしないのか?

たまたま本屋さんで見かけて、まずは本のタイトルに惹かれて手にとって、
ページをめくり、目次を見て衝動買いしてしまいましたん。

第1章 なぜ、仕事ができる人は残業をしないのか?
第2章 なぜ、仕事ができる人は上司の言うことを"話半分"にしか聞かないのか?
第3章 なぜ、仕事ができる人はメールの返信が早いのか?
第4章 なぜ、仕事ができる人は"異性に優しい"のか?
第5章 なぜ、仕事ができる人は帰り途中で「寄り道」をするのか?
第6章 なぜ、仕事ができる人は交通費請求をまめにするのか?
第7章 なぜ、仕事ができる人は"案外と悪口を言う"のか?
第8章 なぜ、仕事ができる人はスパッと会社を辞めるのか?


さほど文章は難しくなく、さっくりと面白く読ませてもらいました。
この本に関しての感想を、ところどころのブログ等で見かけたりもしました。
反応はさまざまでしたが、管理人は結構面白かったです。
でも、「こうすれば残業しなくて済む!」というHOW TO本を求めてだったら、期待外れかもです。

簡単に要約すると、「仕事ができる人」と呼ばれる人が、どんな風に考えて行動しているか、
それを例題にとりながら、説明してくれている本です。
例題に出てくるパターンにキレイに当てはまる自分の知ってる人を思い出しながら、
ニヤニヤして読みました。だから管理人には面白かったのです。

最後の方にこんな言葉がありました。

それでもやはり彼らが「仕事ができる人」であるゆえんは、その結果を出すために、
「いまできること」を精いっぱいやったからなのです。
(中略)
「いま何をするか」のほうを大切にできる人は、現在の「結果」がどの時点あるにしろ、
評価は確実についてきます。
(中略)
ただし、1つの「結果」を出したあとでも、「仕事のできる人」は前に進み続けます。
なぜなら「いま」は、人生が続く限り永遠に訪れます。
そのつど「仕事のできる人」は、「いまできる最高のこと」を目指すのですから、
「結果」が何であれ、「成果」の方は限りなく積み重なっていきます。
つまり、「仕事ができる人」というのは、
”どういう基準を満たしているか”という達成値のようなもので決まっているのではなく、
本当は”どれだけの動きを持っているか”というエネルギー値のようなもの
決まっているのです。

「いまできることから始めなさい。」
こう助言していただいたあの方に、いま一度感謝の念が湧いてきたのでした。

合掌



2008年のスローガン



2008年もスタートしましたね。 遅ればせながら、おめでとうございます
DIARYのほうではお知らせしましたが、杏の初子は今回は入っておりませんでした
これからの交配の結果に期待してください。
よろしくお願いします。

昨年は亥年に引っ掛けて、猪突猛進ならぬ「ちょっとずつ猛進」をスローガンとしました。
さて、今年は子年に引っ掛けて何をスローガンにしようかしら・・・
と考えて、調べてみたものの・・・
ねずみに関する格言、ことわざってネガティブなもんばっかじゃないですか?
びっくりしますよね。

袋の鼠 (ふくろのねずみ)
完全包囲されて、もはや逃げ場がないこと。

大山鳴動し、鼠一匹(たいざんめいどうし、ねずみいっぴき)
大騒ぎした挙げ句に、 大した成果がないこと。

鼠が塩を引く(ねずみがしおをひく)
ものが少しずつ減っていき、すっかりなくなってしまうことのたとえ。

国に盗人家に鼠(くににぬすびと、いえにねずみ)
どんな組織や集団でも内部には必ず、害になるものが潜んでいるというたとえ。

↑などに始まり・・・

ねずみ講
無限連鎖講の意味。マルチ商法。つまり違法行為。

↑なんて、非常によろしくない言葉もあれば・・・

ねずみ算
ねずみは繁殖力が凄いので、「ねずみが増えるように、ドンドン増える」という意味。

↑増えるものが売り上げだったり、利益だったりすればよいですけどね。
我が家ではねずみ算式に子犬が増えても困りまする・・・

窮鼠、猫を噛む(きゅうそねこをかむ)
「弱いものでも、追い詰められた絶体絶命の状況下では、強者に死に物狂いで反撃するので
要注意」という意味。

↑う~ん。。。スローガンには使えないっしょ。
自分が追い込まれた鼠でも、噛まれる猫でもイヤですわん。
相手を噛まなきゃいけないほど、追い込まれる状況にすること自体もイヤですし、
そこまで相手を追い込むのもダメだもの。

時にあえば、鼠も虎になる (ときにあえば、ねずみもとらになる)
「好機が来れば弱者も強くなれる」という意味。

↑まぁまぁかなと思っていたら・・・

猛虎も時を失えば鼠に均し(もうこもときをうしなえば、ねずみにひとし)
「好機を逃せば、強者も弱者といっしょ」という意味。

↑結局同じこと言ってるしねぇ・・・
ある意味面白いと思ったのは、

鼠径部 (そけいぶ)
人体部位の名称。足の付け根周辺のこと。
ここのリンパ節の流れが滞ると、激しく足がむくみます。
鼠径というのは、「鼠の通り道」という意味。

↑個人的にはこの記述に非常に惹かれる。
単にリンパマッサージに興味があるという点からだけですが・・・
そして、こんなネガティブな「ネズミ」表現の中でも、成功したネズミといえば・・・

電気ネズミ
いわゆる、ポケモンの「ピカチュウ」のこと。
学名:[Electrophorus mouse][Pika-tyu electricus] 

と、ミッキーマウスくらいだね。

さてと、どう「2008年のスローガン」へ繋げようかしら・・・

Wikipediaによると・・・
「ディズニーは飼いならしたネズミをよく研究し、彼が醜いと思っていた耳・口・足などを大きくし
ポイントを付け1927年にミッキーマウスを考案した」という一般的な伝説は、架空の話である。

とあるが、たとえそれが架空の話であっても、それもっらいぃぃ~
要するに、
「固定観念にとらわれない、ネガティブをポジティブに変えるだけの柔軟な発想と行動」
それを2008年のスローガンとしましょう。

すっげ~こじつけですけど、い~んです。
それで。
だってそれこそ、今年のスローガンですから(爆)

ラインブリード

【C/N: 杏】 ♀
 
JKC CH. JOYFUL KIDS DROP POLKA FCI

【C/N: サブちゃん】
 
JKC CH. JOYFUL KIDS HAVENE VOEGIAR FCI

今回、このカップリングで交配を致しました。
とても面白い(?)ラインブリードとなるので、この結果が楽しみです。

さて、どうして面白いラインブリードであるかという点を下記に記しておきます。
これはどちらかというと、管理人のお勉強用に書き出しているので、
「ナンのこっちゃら、さっぱり解らんわ」という方は、すっ飛ばしてくださいネ。

まず・・・
1. サブちゃんの父親は、かの有名な2年連続NO.1に輝いたENG.CH. DRAKESLEAT SIMON PARSNIPと英国トップビッチを取得したHUDGMOOR FREE COINS DRAKESLEATの直仔である。FREE COINSは、FOXEARTH FREEMASON OF DRAKESLEAT(2年連続英国トップスタッド)の直仔。
また、ENG.CH. DRAKESLEAT SIMON PARSNIPはENG.CH.ラッセルの父親でもある。

2. サブちゃんの母親の父親はCH. LAUGHABLE ROCK K. JP DENICE TINTOであり、国産初英国チャンピオンを作出したINT CH. LAUGHABLE ROCK K. JP DENICE BOROと同系統。その父親がINT CH. JOI DENICE、そのまた父親はTWINKLE JOI。

3. 杏の父親は、父方にTWINKLE JOI→INT CH. JOI DENICEの流れを
持つDENICE GAIL。同じく、DENICE BOROと同系統。
その母は既出の英国トップビッチを取得したHUDGMOOR FREE COINS DRAKESLEAT・・・と言うことは、サブちゃんの父親と杏の父親はFREE COINSを挟んだ異父兄弟となるので、FREE COINS のラインにおいては、「いとこ」と
いうことになる。

4. 杏の母方の曽祖父がDENICE TINTO。
サブちゃんの母方の祖父が同じくDENICE TINTO。サブちゃんは母方にJOI DENICEの流れを持ち、杏は父母両方からJOI DENICEの流れを持つ。

5. 杏の父方の祖母(FREE COINS)の父親はFREEMASON。
母方の祖父の父親と、母方の曾祖母の父親もFREEMASONである。
杏の中でFREEMASONの血液は何割くらいになってるんだろ?←要計算。

だんだん管理人の頭の中もウニ状態になってきました。
ここまで書き出して言えることは、このカップリングにおいて生まれてくる子犬は、
① FREE COINS及び、FREEMASONが強化されること。
② DENICE TINTOが強化されること。
そして聞き及ぶところによると、DENICE TINTOの流れの仔は、
カニンヘンに近い仔が多いらしい。
さてさて、どんな結果になりますことやら。

一応お伝えしておきますが、血液は一度離してから戻すことに関しては、
大きな問題はありません。
そして、これがラインブリードなんでーす^^

3頭目

最後は待望のブラッククリームの男の子

ブラッククリーム♂ C/N:  【 Vin ヴァン 】


クリームがとても綺麗な男の子です。まだ生後40日に満たないのにこの迫力。
成犬になったら、どうなるんでしょ
楽しみでしょうがないです。

さて、お酒シリーズの最後ヴァン(Vin)は、フランス語でワインの意味です。
この子が出す子どもたちには、ワインのぶどう種の名前(ピノノワールとか)や、
有名なワインの名前(ロマネコンティとか)を付けたいな~って思ってるの。

これも超楽しみ~な管理人。
来年の子犬たちは、今まで以上に期待大ですよ。

2頭目

ブラックタン♀ C/N:  【 Sherry シェリー 】



ラムとはタイプの違うブラックタンの女の子。
綺麗な感じに仕上がりそうな女の子です。

お気付きかと思いますが、
昨日のラムも今日のシェリーもどちらも「お酒」の名前です(爆)
ラム酒。
シェリー酒。

ラムやシェリーをベースにしたカクテルの名前がたくさんあるので、
この子たちの子どもには、血統書の名前をそこから取りたいな~って思ってます。
そういった意味でも、この子たちの子どもを取るのがすっごく楽しみです。
(ちなみにジュエリーの子どもたちには宝石の名前をつけるのっ。)

ロングヘアードミニチュアダックス

ダックスの魅力のひとつに、コートカラーのバリエーションの多さが上げられます。
1色: レッド、ゴールド、クリーム
2色: ブラックタン、ブラッククリーム、チョコタン、チョコクリーム
柄: シルバーダップル、シルバーダップルクリーム、チョコダップル、
チョコダップルクリーム、レッドブリンドル、クリームブリンドル、ブラックブリンドル、
チョコブリンドル などなどなど・・・

それ以外にも認定外のカラー、柄がありますね。
ブルー、イザベラ、パイボールド・・・

理想の子を出すために、まずはダックスの基本色に戻ろうと方針を決めました。

ブラックタン
ブラッククリーム
シェーデッドレッド
シェーデッドクリーム

以上の4パターンを基本としてブリーディングします。
まずはこの4パターンで、足場をしっかり固めたい。
そう決めました。

クリアレッド、ゴールド、ピュアクリームは場合によって出てくるかも知れません。
チョコタン、チョコクリームは様子を見ながら、少しだけやります。
ダップル、ブリンドルは一旦忘れます。
ブルー、イザベラ、パイボールドに関しては、やる予定はありません。

今回の決定に基づき、新たに3頭に子犬が入舎します。
ブラックタンの女の子2頭とブラッククリームの男の子1頭です。
将来が楽しみな子たちばっかりで、ワクワクしています。

1頭ずつ、紹介しますネ。

ブラックタン♀ C/N:  【 Rhum ラム 】
 
筋肉質ながっちりボディです。
前肢のにぎりの大きさには、びっくりしますよ。

そして何より管理人を虜にしているのは・・・
彼女のパパWANは、管理人憧れのこの子なんですっ。



ラムとステラの組み合わせが、今から超楽しみな管理人です。

理想とするもの

ご存知の通り、ダックスはサイズによるバラエティーのある犬種です。
体重や胸囲によってスタンダード、ミニチュア、カニンヘンの3バラエティーに
分かれています。
2007年7月1日より、そのスタンダード(犬種基準)が改定されました。

 
(画像はスタンダードロング)
1. スタンダード
今までは、「胸囲:35㌢を超える。体重:9~12㌔を理想とする。」でしたが、
改定後は、胸囲項目が削除され、体重が9~12㌔と、「理想とする」という表現が
無くなりました。

 
(画像はミニチュアスムース)
 
(画像はミニチュアロング)
2. ミニチュア
今までは、「生後15ヶ月を経過した時点で測定し、胸囲35㌢が理想。
体重:4.5~4.8㌔を理想とする。」
改定後は、胸囲の項目はそのままで、「体重が5.0㌔以下」と変更になりました。

 
(画像はカニンヘンロング)
3. カニンヘン
現行では、「生後15ヶ月を経過した時点で測定し、胸囲30㌢が理想。
体重:3.2~3.5㌔を理想とする。」
となっていて、カニンヘンは現行のまま改定はありませんでした。

そして、「バラエティー変更のための計測基準」は下記となります。
変更のための計測が可能な年齢は、小さいサイズから大きいサイズへの
変更は、生後6ヶ月1日以上、大きいサイズから小さいサイズへの変更は
生後15ヶ月1日以上です。
1. スタンダード → 体重5㌔を超えるもの
2. ミニチュア → 体重5㌔以下か、胸囲30㌢を超えるもの
3. カニンヘン → 胸囲30㌢以下

 
上3枚は全部カニンヘンの画像です。

これらの画像から思うのは、カニンヘンっ肢が長い・・・?
ひとつにこれは胸囲の問題かと思っています。
明らかにミニチュアの方が胸が深い故に、肢が短く見える。

だから、やっぱりミニチュアダックスをブリーディングしたく・・・
胸が深く、肢が短く、毛吹きが良く、バランスの取れたちっと大きめの
ミニチュアロングダックス。
マズルが太く、凛々しい顔立ちのミニチュアロングダックス。
その肉体を持っているが故の、自信に満ち溢れたダックスを
作出したいなぁって思ってます。

そうそう。
スタンダードダックスには憧れます。
ブリーディングまでは難しいけど、いつか1頭くらい持ってみたいな。

ブリーダーの区分?

「ブリーダーって何だろう?」ってか、「何て説明するのが適切なんだろう?」って、
ずっと思ってました。
色々調べて、まずは下記のような説明文にまとめてみた。
4タイプとする説が多かったのですが、自分自身の中で区別をするのに、
5タイプとしました。

パピーミルとは、「子犬工場」という意味で、工場で製品を生産するように
子犬を繁殖しているブリーダーを皮肉って呼んだ言い方。
繁殖場を持ち、利益を追求する為だけに子犬を産ませ販売する繁殖屋。
たくさんのメス犬をもち、ヒートごとに出産させ生計をたてている。
利益の追求が至上命題であるので動物愛護の精神は薄く、犬はフェンスや
ケージに入れられっぱなしで子を取るために犬を生かしているようなもの。
親犬たちは、家族同様にかわいがってもらったり、散歩に連れて行ってもらったり、遊んでもらったりの経験はない。

何種類もの犬を扱い、流行の犬を中心に繁殖することが多い。
売れる犬、人気の犬は乱繁殖され、質がおちる可能性が高いのに高値。
極力費用と手間を掛けず、産ませることを主とするので、質・血統・遺伝子・疾患等は考えていないと言える。

バックヤードブリーダーとは、素人が小遣い稼ぎに自分の愛犬に子犬を生ませ、売る人のことである。裏庭(バックヤード)で客に子犬を見せながら取引するので、こんな蔑称がついた。

自分が飼っているオス・メスのみで繁殖し、繁殖の定義や犬種のスタンダードをまったく知らずに「家の子の赤ちゃん」感覚で生ませ販売する人。
不勉強な、無責任なペットショップの種オスを使い、そのままペットショップに売る人も。初めからその気がなくても、愛犬を去勢・避妊せずにもたもたしてるうち、
うっかり妊娠してしまい、子犬が生まれてしまったので売る、というケースも
あてはまる。

少数飼育している家庭犬を愛情深く育てた結果としての繁殖でもあるが、
質・血統・遺伝子・疾患等については大して研究してはいない。
「我が家の子は可愛い→由って、その仔犬は素晴らしい」と言う理論での繁殖。
自分が犬種の質を落としているとは思っていない、悪意のない素人ブリーダー。

ホビーブリーダーとは、子犬による利益を期待せず、趣味が高じて、
良血統を導入し繁殖を試みてる一般人ブリーダー。バックヤードと似ているようだが、犬種の勉強をして個人のブリーディングポリシーに則った繁殖を行っている。
そのため、他犬舎の優秀なオスとの交配をしたりする。
本業を別に持っており、繁殖に頼らずとも生活の糧は得られている。
一定の質も保持され、価格も比較的リーズナブルだが、一言(こだわり)を持つ
繁殖者が多く見られる。

シリアスホビーブリーダーとは、犬種の勉強をしっかりして、深い知識をもち、その犬種の向上を目的として繁殖する人。
犬の性質を見極め交配するので、交配相手の選別の目も厳しい。
ドッグショーに参加している人もいれば、参加せずに良い犬だけを使い、
繁殖を試みている人もいる。犬で生計は立てていない。
ホビーブリーダーとシリアスブリーターとの中間。
(犬種に対するこだわりも価格も、中間?)

シリアスブリーダーとは、犬質を高め、ドッグショーで優秀な成績を望める犬の作出を図り、繁殖・販売により生計を立てる専業者。繁殖により生活費を
稼ぐ必要もあり、一般的に質も高いが、販売価格も高価となる傾向が強い。

以上が、「概論」です。 あくまでも「概論」。さっくりとした線引きガイドライン。
実際には、すべてのブリーダーをどこかにきちんと、カテゴライズできるわけ
ではないし。

⑤だけど、①にも近いとか。
⑤だけど、ドッグショーの審査員の好みとは違う犬が作りたいので、
ショーはやめちゃったとか。
②だったけど、最近③に目覚め始めたとか。
いろいろなんだと思います。これ以外の線引き方法もあると思うし。

往々にして、④⑤は①②を嫌いますね。(いや、憎んでいる?)
特に⑤は、自分たちが長年、お金と手間をかけて、大事に作り上げたものを
一瞬にして叩き潰すような行為だと思ってるからかも知れません。

それでも①~⑤のどこから出てきた子犬であっても、大事なひとつの命には違いない。後は個人個人がどう判断するかです。

ちなみに、動物の愛護及び管理に関する法律が平成17年に改正され、
平成18年6月1日から動物取扱業には登録が必要になり、登録をして
いないところでは、子犬等ペットの販売はできなくなりました。
登録をしなければいけない対象者は「1年に2頭以上販売する人、
または1年に2回以上子犬を産ませる人」なんですね。
イヌの出産で1頭だけというのは、かなり確率が低い話しなので、
店舗をもたない悪質なインターネット販売やバックヤードブリーダーの
排除が、この法律設定の目的のひとつだったようです。

厳密に言うと愛犬に子供を生ませて(たとえば3頭生まれた場合)、
1頭を自分の手元において、残り2頭を無償で誰かに譲った場合でも、
この対象になるんですよ。
有償、無償は関係なく、人に譲れるのは「1頭」だけ。
それも「完全無償での譲渡」に限ります。
2回目の繁殖、若しくは2頭目から(この場合、3頭目の子)の譲渡・販売
には「動物取扱業」としての登録が必要になります。

「無償なのになぜ?」って思うでしょ。
愛犬を繁殖させ、子犬すべてを自分で引き受けるのではない限り
(1頭だけは無償譲渡可←片目は瞑ってあげようって考え方?)、
譲られる子犬はその家の外に出て行くことになるので、
社会的責任が伴うからだそうです。

実際どこまでチェック機能があるかは疑問ですが、憶えておいたほうがイイかも。

性格?気質?本質?特質?



さて、前回割愛した性格についてですが・・・

これには色々な見解があります。
ここで述べることは、ひとつの見解と言うか、管理人の試行錯誤と言うか、
その程度のもんだと理解してください。

見解その1:性格は犬質とは関係がない。
「犬の性格はその環境が大部分影響する」ということからきていると思います。
管理人はほぼ95%以上は、この見解は正しいと思っています。
現に攻撃的だったイヌが、別の里親に引き取られた後、長い時間はかかりましたが、とても穏やかな子になった例があること。
だから、親イヌがこういう性格だからその子イヌもそうなるとは限らないと
思っています。

あ・・・その前に、性格性格って言いますけど、みなさんが思っている性格とは、
「良い」「悪い」で区切られるものではないでしょうか。
もっと詳しく述べると、人間にとって、「都合が良い」「都合が悪い」・・・
これが基準になっているとすると、
見解その1:性格は犬質とは関係がない。環境が決めるのである。
と言う見解には、ほぼ100%賛成かもです。

ここで、管理人がどうしても95%とか、ほぼ100%とか言ってしまうのは、
ずっと考えていることがあるからです。
「性格ではなく、元来の気質は遺伝子に左右されていないか?」ということです。

例えば人間で例えると・・・
「几帳面」vs「おおざっぱ」
「真面目」vs「脳天気or大らか」
「内向的」vs「外交的」
「無口」vs「おしゃべり」
「依存的」vs「独立的」
「計画的」vs「感覚・直感的」
などなどなど・・・

これらは、どちらが良くてどちらが悪いというものではなく、その人の特徴として語られているように思います。また、上記のvsの右左のものがそれぞれ微妙に混ざり合って人間の気質というものを形成していると思います。
人間でもbaseとなる気質が遺伝子に左右されているとすれば、
イヌだって一緒ではないかな?と考えているのです。

遺伝子=血です。
生物の進化現象では、自然選択という環境からの働きかけが絶対的な役割を
はたすと言われています。だからこそ、人間でも暑い地方に住む人々と極寒の
地に住む人々との気質が違っているのではないでしょうか。
最初は個々に影響していたものが、永い時間を掛けて、本質に影響するような
遺伝子が生き残る。そんなメカニズムなのかな・・・

ブリーディングにより、ある程度の気質を固定するということは、昔から行われていた遺伝子への挑戦なのでしょう。
ダックスに関して言えば、アナグマ猟に適する特質を持つように改良されてきた。
そして今は・・・?
ちょいと遺伝子へ挑戦したい管理人なのである。
ま、一生試行錯誤なんでしょうけどね。

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HP:
性別:
女性
職業:
いまやブリーダー
趣味:
旅行・観劇・映画鑑賞
自己紹介:
元々は猫派。
たまたま買ったダックスの魅力にとり憑かれ(?)る。以来ドンドン増え続け、気付けば(気付けよ!)ブリーダーになってました。
その辺のペットショップで売ってるDAXとは違う価値のDAXをお届けしたいっ!そんな想いでまったりゆっくりやってます^^

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